専用 RoCE 環境では、z/OS® Communications Server は PCIe 物理機能サービスを使用して RoCE Express® 機構を管理します。
専用 RoCE 環境で動作する RoCE Express 機構は、単一の LPAR でのみ使用できます。 z/OS では、この機構を単一の LPAR 内の最大 8 つの TCP/IP スタックで共用できます。 どの TCP/IP スタックでも同じ PCIe 機能 ID (PFID) 値を使用して、RoCE Express 機構を指す表現をそれぞれに定義します。 PFID 値は、従来型のハードウェア構成定義 (HCD) ツールを使用して定義します。専用 RoCE 環境にはポートが 2 つありますが、一度に 1 つしか使用できません。
専用 RoCE 環境モードは、ドライバー 15 を使用する IBM® zEnterprise® EC12 (zEC12)、または IBM zEnterprise BC12 (zBC12) でサポートされます。