PORT ステートメントを使用して予約されていないすべてのポートへのアクセスを制御

特定のポートを予約するほかに、PORT ステートメントを使用して、予約されていないユーザー指定のポートへのアプリケーション・アクセスを制御することもできます。アクセス制御が適用されるのは、アプリケーションが明示的バインド (explicit bind) または TCP listen を発行する場合です。

ジョブ名または SAF リソース、あるいはその両方の組み合わせを使用して、ユーザー指定の予約されていないポートへのアクセスを制御することができます。あるいは無条件でユーザー指定の予約されていないポートへのアクセスを否認することができます。これは、ポート番号がキーワード UNRSV で置換される 1 つ以上の PORT ステートメントを構成することにより実行できます。

結果: PORT UNRSV ステートメントは、明示的バインドに指定された、予約されていないゼロ以外のポートへのアクセスを制御します。スタックによって割り当てられている予約されていないポートへのアクセスには影響ありません。

PORT UNRSV アクセス制御を使用したい場合は、以下の考慮事項を参照してください。