RSVP の開始と停止

RSVP は、z/OS® シェルから、あるいは開始タスクとして開始することができます。

RSVP エージェントは、以下の検索順序を使用して、構成ファイル (最優先されるものが最初にリストされています) を見付けます。

シェルから開始する場合、RSVP 実行可能ファイルは、/usr/lpp/tcpip/sbin ディレクトリーにあることに注意してください。また、/usr/sbin ディレクトリーからのリンクもあります。(プロファイル内の) PATH ステートメントに /usr/sbin または /usr/lpp/tcpip/sbin ディレクトリーが含まれていることを確認してください。

RSVP を開始タスクとして開始するには、MVS コンソールまたは SDSF で S RSVPD コマンドを使用してください。サンプル・プロシージャーが SEZAINST のメンバー EZARSVPP に入っています。

/tmp/rsvpd.pid.tcpname は、RSVP デーモンが作成する一時 RSVP デーモン pid ファイルです。 このファイルには、RSVP デーモンの現行呼び出しのプロセス ID が入っています。

制約事項:
RSVP を停止するには、cancel コマンド (C RSVPD) を使用するか、kill コマンドを z/OS シェルで使用します。次に示す、TERM シグナルを指定した kill コマンドを使用すると、RSVP を終了する前にリソースを適切にクリーンアップできるようになります。
kill -s TERM pid
ここで、pid は、RSVP のプロセス ID です。
RSVP プロセス ID は、次の z/OS UNIX コマンドを使用して取得できます。
ps  -A

これは /tmp/rsvpd.pid.tcpname ファイルから取得することもできます。詳しくは、z/OS Communications Server: IP 構成解説書を参照してください。