AUTOLOG の考慮事項

AUTOLOG リスト内の プロシージャー に TCP または UDP ポートを予約する PORT ステートメントは あるが、そのポート上に listen 中の接続がない場合は、TCP/IP はそのプロシージャーの取り消しと再開始を定期的に試みます。

ガイドライン: listen 接続が使用されている場合は、AUTOLOG を使用してポリシー・エージェントを開始しないでください。ポリシー・エージェントは標準的な サーバーと違い、他のアプリケーションからの接続を listen する領域の外で機能を実行します。ポリシー・エージェントの通常の動作中に時々、listen している接続が短期間利用不可になります。listen している接続が利用不可になると、AUTOLOG タイマーがポリシー・エージェントを再始動する可能性があります。

ポリシー・エージェントはオプションで、次の 1 つ以上のポート上で listen します。

AUTOLOG を指定してポリシー・エージェントを開始したい場合は、次のいずれかのアクションを実行する必要があります。

さらに、PolicyPerfMonitorForSDR ステートメントを使おうとする場合、PORT リスト内で pagentQosCollector ポート (通常、/etc/services ファイル内にポート 1701 として定義されている) が予約されていると、必ず NOAUTOLOG パラメーターで指定する必要があります。その理由は、このポートは決して listen ポートとして使用されないからです。以下に例を示します。

PORT 
 1701 TCP PAGENT NOAUTOLOG
ヒント: ポリシー・エージェントがどのポートでも listen していない場合は、前述の AUTOLOG の自動始動機能を使用することができます。ただし、AUTOLOG は TCP または UDP 接続を listen しなければならないため、AUTOLOG のモニターおよび自動再始動機能は使用できません。

上記のいずれのアクションも実行されない場合は、ポリシー・エージェントは TCP/IP によって定期的に取り消され、再始動されます。