ポリシー・エージェントは、z/OS® 環境で稼働し、構成オプションに応じて複数の役割のいずれかで機能します。
- ポリシー・エージェントは、図 1 でシステム SYSA によって示されるように単一システム上の内蔵タイプのポリシー決定ポイント (Policy Decision Point: PDP) の役目を果たし、その z/OS イメージ上の 1 つ以上の z/OS Communications Server スタックにポリシーをインストールすることができます。
- 図 1 でシステム SYSB によって示されるように、ポリシー・エージェントはポリシー・クライアントの役目をして、ポリシー・サーバーからリモート・ポリシーを検索することができます。ポリシー・エージェントに対して構成される、共通 INET (CINET) 環境内の各スタックは、個別のポリシー・クライアントの役目をします。
- 図 1 でシステム SYSC によって示されるように、ポリシー・エージェントは、中央ポリシー・サーバーの役目をして、1 つ以上のリモート・ポリシー・クライアントに PDP サービスを提供することができます。
- 単一のポリシー・エージェントは、ポリシー・クライアントまたはポリシー・サーバーの役目をすることができますが、両方の役目をすることはできません。