Language Environment ランタイムに関する考慮事項

開始済みプロシージャーまたはカタログ式プロシージャーから NSS サーバーを開始する場合は、一般に、PGM=EZANSSD を使用して、SEZALOAD データ・セットから直接開始してください。しかし、BPXBATCH を使用して NSS サーバーを開始する方が望ましい場合もあります。

PGM=EZANSSD を使用して NSS サーバーを開始する場合は、STDENV DD カード (使用されている場合) が NSS サーバー・プログラムに直接渡されます。Language Environment® は、STDENV 環境変数にアクセスできません。 したがって、_CEE_RUNOPTS 環境変数を使用して STDENV DD データ・セット内に設定されている Language Environment ランタイム・オプションは無視されます。この場合、Language Environment ランタイム・オプションは PARM パラメーターに指定して渡す必要があり、また NSS サーバー・オプションより前に指定する必要があります。ただし、PARM パラメーターで許可される文字数は最大 100 文字です。 Language Environment ランタイム・オプションと、必要な NSS サーバー・パラメーターの合計が 100 文字を超える場合は、BPXBATCH を使用して NSS サーバーを開始することを検討してください。PGM=BPXBATCH を使用すると、Language Environment 変数 _CEE_RUNOPTS を STDENV DD カード上に組み込んで、長さが 100 文字を超えるランタイム・オプションを指定できます。