アンサンブルに参加している IBM® zEnterprise® System (zEnterprise) ノードは、以下のネットワークに対するアクセス権限があります。
IEDN は、OSA-Express for zBX (OSX) インターフェース、および Internal Queued Direct I/O Extensions (IQDX) 機能を使用するために構成された HiperSockets™ チャネル・パスを介してアクセスされます。
INMN は、OSA-Express for Unified Resource Manager (OSM) インターフェースを介してアクセスされます。
IEDN は、マルチレベル・セキュア環境では他のデータ・ネットワークと同様に扱われます。INMN については、取り扱いが異なります。
INMN は IPv6 のみを対象としており、プラットフォームのパフォーマンス管理機能の実行など、プラットフォームの管理を実行する他の許可システムと通信するために許可済みの zEnterprise アプリケーション用のパスを提供します。これらのアプリケーションの詳細については、「IBM z Systems™ Ensemble Planning Guide」を参照してください。
OSM インターフェースを介してフローするすべてのトラフィックは、ネットワーク・アクセス制御ではなく、OSM アクセス制御によって保護されています。INMN は、自動的に生成された IPv6 リンク・ローカル・アドレスを使用するため、個々のシステムは静的に割り当てられたアドレスを持ちません。OSM インターフェースは、トラフィックが OSM インターフェースに接続されているスタックと、プラットフォームの管理を実行する許可システムの間だけをフローできるようにするため、分離を提供します。