1 つの z/OS® イメージにつき 1 つの syslogd インスタンスを、SYSMULTI セキュリティー・ラベルを持つユーザー ID の下で実行してください。 syslogd によって作成された AF_UNIX ソケット (デフォルト名 /dev/log) は、さまざまなセキュリティー・ラベルの下で実行されるアプリケーションがそこにログを記録できるよう、SYSMULTI のセキュリティー・ラベルを持つ必要があります。
syslogd は、/etc/syslog.conf 内に構成されたフィルターに従って、アプリケーション・ログ・メッセージの経路を定めます。さまざまなセキュリティー・ラベルの下で実行されるアプリケーションからのログ・メッセージが、フィルター規則によって 1 つの出力ログ・ファイルに混入する場合があります。 syslogd によって作成されるそれぞれの出力ログ・ファイルを、SYSHIGH セキュリティー・ラベルを持つ別々のディレクトリー内に構成してください。