リモート・プリント・サーバー

構成情報の検索順序についてを読んでください。そこには、データ・セットの命名および検索シーケンスに関する重要な情報が記載されています。

リモート・プリント・サーバーは、ライン・プリンター・デーモン (LPD) をサポートし、行印刷クライアント機能を実装する IP ネットワーク内では、ユーザーは任意のホストから JES 制御のプリンターで印刷できるようになります。これらのクライアント機能は、LPR コマンドで呼び出されます。 LPR は、TSO コマンドとして使用可能であり、LPD サーバーは、開始 z/OS® タスクとして実装されます。

TCP/IP プリント・サーバー (LPD) の開始と停止については、「z/OS Communications Server: IP システム管理者のコマンド」を参照してください。P procname コマンドを使用して LPD が MVS™ オペレーター によって停止されると、LPD はデータを現在転送中の TCP/IP 接続をいずれも終了させます。 終了前に、LPD は、受信して現在スプールしているすべての印刷ジョブを、JES に対してスプールするのを終了します。 JES は、これらのジョブを LPD の終了後に処理します。

このトピックでは、LPD サーバーの構成方法について説明します。 実行中に LPD サーバーを操作する場合は、「z/OS Communications Server: IP 構成解説書」を参照してください。

LPD サーバーは、Pascal ソケット API を使用するため、正常に初期化するには、VMCF がそれらのサーバー用に開始されていなければなりません。VMCF が開始されていない場合は、メッセージ EZY1980E が発行され、サーバーは終了します。