Agent を開始する権限を付与するためのステップ

Agent を開始できるようにするユーザーを決定したら、次のステップに従ってください。

手順

Agent を開始する権限を付与するには、以下のステップを実行します。

OPERCMDS クラスがアクティブで RACLIST されており、RACLIST 処理が使用可能にされていることを確認します。 Advisor について既にこの操作を行っている場合は、このステップは省くことができます。
```
SETROPTS CLASSACT(OPERCMDS)
SETROPTS RACLIST (OPERCMDS)
```
RACF® のようなセキュリティー製品を使用して、以下の OPERCMDS クラス・プロファイルを定義します。
```
RDEFINE  OPERCMDS (MVS.SERVMGR.LBAGENT) UACC(NONE)
```

OPERCMDS クラスへのアクセスを Agent に許可します。

PERMIT   MVS.SERVMGR.LBAGENT CLASS(OPERCMDS) ACCESS(CONTROL) -
                  ID(userid)

OPERCMDS クラスをリフレッシュします。
```
SETROPTS RACLIST(OPERCMDS) REFRESH
```
個別の指示については、SEZAINST の中の EZARACF のサンプルを参照してください。 Agent に対して発行できるコマンドはすべて MODIFY コマンドです。ただし、Agent 停止に使用される STOP コマンドは除きます。したがって、MODIFY および STOP コマンドを発行できるユーザーを制限した方がよい場合もあります。