メンバー・フラグ: NODATA

このフラグは一時的なもので、報告を行っている Agent が、経過時間が十分でないためメンバーの Communications Server 重み付けを計算できなかったことを示します。したがって、Agent が Communications Server 重み付けを報告できるようになるまでは、WLM 重み付けのみを使用して正味の重み付けが計算されます。そのときまでは、CS WEIGHT は 100 として表示されます。Communications Server 重み付けが計算され、Advisor に送信されると、NODATA フラグはオフにされます。このフラグが表示されるのは、ロード・バランサーが新規メンバーを登録時、メンバーが表しているターゲット・アプリケーションが初めてアクティブになる時、またはシスプレックスまたはサブプレックス内でターゲット・アプリケーションが移動した直後です。図 1 の行 51 は、NODATA フラグを示しています。NODATA フラグについて詳しくは、「z/OS Communications Server: IP システム管理者のコマンド」を参照してください。