LB INDEX

LB 索引は、ロード・バランサーを一意的に識別するために Advisor により生成され、他の MODIFY コマンドで、特定のロード・バランサーの詳細を表示するために使用されます。 お客様の自動化のしくみが、次に接続されるロード・バランサーに割り当てられる LB 索引を予測しようとしても、予測が困難な可能性があります。 ロード・バランサーが接続されるたびに、それぞれ異なる LB 索引が割り当てられます。 最初は、0 から 99 までの番号が順番に割り当てられ、以後はそれらの番号が再使用されます。 99 の次に割り当てられる番号は、LRU アルゴリズムに基づいて決定されます。 したがって、0 から 99 までの番号が使用されているロード・バランサー接続のうち、最初に終了したロード・バランサー接続の索引が、次の LB 索引として割り当てられる番号になります。 これの割り当てを行うことにより、新規のロード・バランサー接続が使用可能な最も小さい索引を取得した場合に発生し得る混乱を防止します。 使用可能な最も小さい索引を取得した場合は、複数の異なるロード・バランサー表示で参照されているロード・バランサー接続インスタンスが、同じものであるか異なるものであるかを確認することが困難になる場合があります。Advisor が停止し、バックアップされた場合は、索引は再びゼロから始まります。 図 1 の行 3 および 6 は、2 つの LB 索引を示しています。LB INDEX フィールドについて詳しくは、「z/OS Communications Server: IP システム管理者のコマンド」を参照してください。