IPv6 DVIPA 用のシスプレックス・ワイド・セキュリティー・アソシエーション (SWSA) のサポートは、z/OS® V2R1
Communications Server 以降のリリースで提供されます。
- カプセル化された IPv6 トラフィックは、V2R2 以降のリリース・レベルのターゲット・スタックに配布できます。
- IPv6 DVIPA がテークオーバーされるときに、その DVIPA 用の SA は、V2R2 以降のリリース・レベルのバックアップ・スタックによって再確立できます。
リリース・レベル V1R13 以前のスタックは、IPv6 DVIPA と関連付けられた SA データをカップリング・ファシリティーから取り出しません。SA は再ネゴシエーションされず、SA データはカップリング・ファシリティー内に残ります。
元の所有スタック (V2R2 以降) が IPv6 DVIPA の所有権を再取得すると、カップリング・ファシリティー内に残された SA データは、SA の再確立を試行するために使用されます。
DVIPA 用の SA がある場合は、IPv6 DVIPA のバックアップとして V1R13 以前のリリース・レベルのスタックは使用しないでください。