高速応答キャッシュ・アクセラレーターに関する考慮事項

変更の始まり高速応答キャッシュ・アクセラレーター (FRCA) は Communications Server 機能の一種で、z/OS® HTTP Server および z/OS での WebSphere® Application Server のパフォーマンスを大幅に改善することのできます。Web ページは、オペレーティング・システムのカーネル内でキャッシュに入れられ、 要求はカーネル全体をトラバースしたり、 あるいはユーザー・スペースに入ることなく処理されます。 FRCA 機能を使用するための WebSphere Application Server の構成方法について詳しくは、WebSphere Application Server の Knowledge Center (http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSEQTP/mapfiles/product_welcome_was.html) を参照してください。変更の終わり

FRCA は、HTTP 要求の個々の URI ごとに、該当する QoS ポリシーを選択することにより、 コンテンツ・ベースのサービス品質 (QoS) 種別を実行する機能も備えています。 個々の URI の指定について詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成解説書」の『ポリシー・エージェントおよびポリシー・アプリケーション』のトピックを参照してください。

FRCA 統計に関する情報を表示する場合は、Netstat CACHINFO/-C コマンドを使用します。 統計は、FRCA サポートに構成された listen ソケットごとに表示されます。 Netstat CACHINFO/-C レポートについて詳しくは、「z/OS Communications Server: IP システム管理者のコマンド」を参照してください。