パフォーマンスの考慮事項

z/OS MVS 初期設定およびチューニング 解説書」に記載されている指針に従ってください。インストール・システムがワークロード・マネージャーを実行している場合には、「z/OS MVS 計画: ワークロード管理」に記載されている指針に従ってください。

VTAM®、TCP/IP、および一部の関連サーバー・アプリケーションは、そのネットワークの存在を維持するためにサイクルを取得できなければなりません。これらの機能には以下のディスパッチング優先順位ガイドラインが適用されます。

重大な FTP アクティビティーがあるシステムでは、FTP プログラム・オブジェクトを動的リンク・パック域 (LPA) に置くことによって、パフォーマンスを改善することができます。FTP プログラム・オブジェクトを動的 LPA に置けば、FTP セッションごとにこれらのプログラム・オブジェクトを DASD からロードする必要がなくなります。これらのプログラム・オブジェクトは、以下のいずれかの方法で、動的 LPA に置くことができます。

ヒント: COMMNDxx SYS1.PARMLIB メンバー内に SET PROG=xx コマンドまたは SETPROG コマンドを置いて、IPL 時にコマンドが発行されるようにすることもできます。
要件: これらのプログラム・オブジェクトに保守を適用する場合には、以下のいずれかの方法で、ストレージ内のプログラム・オブジェクトを更新する必要があります。

詳しくは、z/OS MVS システム・コマンドを参照してください。