IDS ポリシーの定義

IDS ポリシーは、ポリシー・エージェント IDS 構成ファイル、LDAP をサポートするサーバー、またはその両方に保管されます。IDS ポリシーはポリシー・エージェントによって処理され、z/OS® Communications Server TCP/IP スタックにインストールされます。IDS ポリシーを作成する前に、ポリシー・ベースのネットワーキングにある、ポリシー・エージェントの実行、IDS 構成ファイル、および LDAP に関する情報を十分理解しておく必要があります。

制約事項: LDAP 構成ファイルでは一部の IDS ポリシー・オプションが使用できません。LDAP を使用して IDS ポリシーを定義する場合に使用できないポリシー・オプションについては、ポリシーの例 (IDS スキャン・ポリシーの例、IDS アタック・ポリシーの例、およびトラフィック調整ポリシーの例) の各セクションに示されています。

注意深く IDS ポリシーを定義することによって、予期しないアプリケーションの停止や過大な規則処理の発生を防ぐことができます。ここの例では、システムに付属のサンプル・ファイルに提供されているポリシーを説明します。(ポリシー・サンプル・ファイル を参照してください。)