この情報には、HCD を使用して z/OS® Communications Server 用の IQD チャネルおよび装置を定義するためのパネルの例が含まれています。
- プロセッサーを選択します。
- 'S'「Work with attached channel paths」を選択します。
- 「Channel Path List」で Add コマンドを入力し (または F11 を押し)、「Define Channel Path」ダイアログを開始します。
- 「Add Channel Path」パネルに情報を入力し、Enter キーを押します (複数の LPAR の間で IQD Chpid を共用する操作モードには、SHR を選択します)。
- IQD チャネル・パスについて「Specify Maximum Frame Size」パネルをポップアップ表示します。デフォルト値の 16 KB が表示されています。
または、フレーム・サイズを希望のサイズに変更します。
表 1. フレーム・サイズの指定最大フレーム・サイズ |
TCP/IP MTU サイズ |
16K |
8K |
24K |
16K |
40K |
32K |
64K |
56K |
- 各 LPAR がアクセスできるチャネル・パス・アクセス・リストを定義します。
- Enter キーを押すと、「Channel Path List」が再び表示され、チャネル・パス番号 FF が定義されています。
- 次のステップとして、IQD チャネル・パスに制御装置を追加します。
アクション "Work with attached control units" (アクション・コード 'S') で、これまでの作業で定義したチャネル・パスを選択します。
- 空白の制御装置リストが表示されます。Add コマンドを入力するか、F11 を選択してください。
- チャネル・パス FF にタイプ 'IQD' の制御装置を定義します。
- これをプロセッサーに定義します。
- プロセッサーの設定値は事前に設定されています。Enter キーを押すと「Select Processor/Control unit」パネルに戻ります。もう一度 Enter キーを押すと「Control Unit List」パネルに戻り、現在定義されている制御装置が表示されています。
- 次に、装置を定義します。制御装置を選択してから、アクション "Work with attached Devices" を実行します。
- 空白の装置リストが表示されます。
- Add アクションを実行して、前のステップで選択した制御装置に装置を定義します。
- 選択した制御装置に、タイプ IQD の装置を追加します。
- (この例のように) 装置の数を指定しないままにすると、HCD は 10 台の装置を定義します。
- Enter キーを押すと、次のパネルが表示されます。
図 18. オペレーティング・システムへの装置の定義
- 次に、装置を定義したい各システムで 'S' を選択して、オペレーティング・システムに装置を定義します。
- 装置パラメーターが、デフォルト値を伴って表示されます。Enter キーを押して、各システムでの定義を完了します。
- 入出力装置リスト・パネルに戻るまで Enter キーを押すと、チャネル・パス FF の定義は完了します。
この例の IOCP 入力サンプルは、次のとおりです。
----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7--
CHPID PATH=(FF),SHARED, *
PARTITION=((LPAR1,LPAR2,LPAR3),(LPAR1,LPAR2,LPAR3)), *
TYPE=IQD,OS=00
CNTLUNIT CUNUMBR=DD00,PATH=(FF),UNIT=IQD
IODEVICE ADDRESS=(DD00,010),CUNUMBR=(DD00),UNIT=IQD