FTPOSTPR は、FTP コマンド RETR、STOR、STOU、APPE、DELE、および RNTO の実行後に呼び出されます。以下の情報がこの出口に渡されます。
- ユーザー ID
- クライアント IP アドレス *
- クライアント・ポート番号 *
- ディレクトリー・タイプ (MVS™ または HFS)
- 現行作業ディレクトリー
- FILETYPE (SEQ、JES、または SQL)
- 最新返信コード番号
- 最新返信テキスト・ストリング
- 現行 FTP コマンド
- 現行 CONDDISP 設定
- クローズ理由コード
- 検索または保管されたデータ・セットまたは z/OS® UNIX ファイルの名前
- 転送済みバイト数
- クライアントの制御接続のソケット・アドレス構造体
- サーバーの制御接続のソケット・アドレス構造体
- セッション・インスタンス ID
- 256 バイト・スクラッチパッド・バッファー
- このファイル転送に割り当てられている「正常完了の信頼性」レベルの 1 バイトの記述
注: - 上記のアスタリスク (*) が付いているフィールドは、IPv4 にマップした IPv6 アドレスも含め、IPv4 アドレスだけに有効です。
- ディレクトリー・タイプは、現行作業ディレクトリーを反映します。取得または保管される MVS データ・セットまたは z/OS UNIX ファイルは、異なるディレクトリー・タイプで配置することができます。
出口は、サーバー内のデータ転送の終了時のポストプロセッシングを許可します。