/etc/syslog.conf の構成

注: FTP システム・ログに関しては、syslogd が実行していない場合、 FTP はログ・メッセージをシステム・コンソールに書き込むことに注意してください。syslogd がアクティブでない 場合に、FTP サーバー・トレースを使用可能にすると、大量のデータがシステム・コンソールに 書き込まれる可能性があります。

/etc/syslog.conf の daemon.priority エントリーは、FTP メッセージおよび トレース・エントリーがどこに書き込まれるかを 決定します。FTP サーバーは、通知メッセージ、警告メッセージ、およびエラー・メッセージを出します。すべてのトレース・エントリーは、デバッグの優先順位で書き込まれます。トレース・エントリー (および全メッセージ) を /tmp/daemon.trace に送るには、次の行を /etc/syslog.conf に組み込んでください。

*.*.daemon.debug   /tmp/daemon.trace
ログ・メッセージを syslogd 内で分離できます。FTP の場合、インストール・システムによっては、FTP ログ・メッセージをユーザー ID ごと または FTP デーモンごとに別個のファイルに書き込まなければならないことがあります。user1 について FTP メッセージを分離するには、下記の最初のステートメントを使用します。FTP メッセージをすべての FTP アプリケーションに関して記録するには、下記の 2 番目のステートメントを使用します。
user1.*.daemon.debug /tmp/daemon.trace
*.FTPD*.daemon.debug /tmp/daemon.trace 
このステートメントでは、_BPX_JOBNAME が FTPD に設定されていると想定されています。