同様のジョブ名を付けるための _BPX_JOBNAME の使用

FTP のすべての fork されたタスクに同様のジョブ名を付けたい場合は 、_BPX_JOBNAME 環境変数を設定します。例えば、ワークロード・マネージャー (WLM)、アカウンティング、および syslogd メッセージの分離で、ログインした FTP ユーザーが、ジョブ名にそれぞれのユーザー ID を付けないようにしたい場合があります。

以下の例は、_BPX_JOBNAME 環境変数を使用して、FTP のすべての fork されたタスクにジョブ名 FTPD を割り当てる方法を示したものです。
//FTPD   PROC MODULE='FTPD',PARMS=''                       
//FTPD   EXEC PGM=&MODULE,REGION=4096K,TIME=NOLIMIT,       
//      PARM=('POSIX(ON) ALL31(ON)',                        
//           'ENVAR("_BPX_JOBNAME=FTPD"',  
//           '"TZ=EST")/&PARMS')  
要件: SAF クラス APPL を活動化し、そのクラスで、_BPX_JOBNAME 環境変数を使用して指定したジョブ名リソースのリソース・プロファイルを定義する場合には、FTP にログインするユーザー ID に、少なくともそのリソースへの READ アクセスを付与する必要があります。