マルチレベル・セキュリティーおよびネットワーク・アクセス制御に関する考慮事項

マルチレベル・セキュリティー環境では、イントラアンサンブル・データ・ネットワーク (IEDN) インターフェースおよび OSA-Express for zBX (OSX) インターフェースを、OSA-Express アクセスを使用する他のすべてのデータ・ネットワークとして扱う必要があります。動的 Internal Queued Direct I/O Extensions (IQDX) インターフェースを介した IEDN へのアクセスは OSX アクセスに依存するため、OSX インターフェースで許可または制限されるトラフィックは、IQDX インターフェースでも同様に許可または制限されます。 ただし、イントラノード管理ネットワーク (INMN) インターフェースおよび OSA-Express for Unified Resource Manager (OSM) インターフェースには、特別な考慮事項が必要です。これらの追加の考慮事項について詳しくは、マルチレベル・セキュア環境での IP ネットワークの作成を参照してください。

ネットワーク・アクセス制御を使用している場合、IEDN および OSX インターフェースは、OSA-Express アクセスによる他のデータ・ネットワークと同じネットワーク・アクセス制御の対象となります。動的 IQDX インターフェースを介した IEDN へのアクセスは OSX アクセスに依存するため、OSX インターフェースで許可または制限されるトラフィックは、IQDX インターフェースでも同様に許可または制限されます。 ただし、OSM インターフェースを介して INMN と送受信されるすべてのトラフィックはネットワーク・アクセス制御から除外され、代わりに OSM アクセス制御の対象となります。プラットフォーム管理アプリケーションのバインド先のマルチキャスト・アドレスのみが、ネットワーク・アクセス制御の対象となります。