メールを再試行するための CSSMTP 構成ファイルのカスタマイズ

メール・サーバーがコマンドに対し、リソースが一時的に使用不可と応答したとき、CSSMTP はメール・メッセージの送信を再試行できます。CSSMTP には以下の 2 つのタイプの再試行が実装されています。

これらのステートメントを別個に、または同時に使用して、メール処理に最適なシステム環境を用意できます。

例えば、以下のステートメントで長期再試行は 1 時間に、延長再試行は 3 日間に設定されます。

RetryLimit
  {
  Count 6
  Interval 10
  }
ExtendedRetry
  {
  Age   3
  Interval 60
  MailDirectory /var/cssmtp/CSSMTP/mail/
  }
ヒント: CSSMTP はメール・フォワーダーであるため、メッセージ転送エージェントから応答再試行コードを受け取る可能性は低くなります。MTA もまたメール受信者用のホーム・メール・サーバーであり、MTA にある受信者のメールボックスに関連するエラーを MTA がレポートする場合に、これらのエラーを受け取る可能性が高くなります。エラーの 1 つとして、メールボックスがいっぱいであるというエラーが考えられます。