TSO TELNET コマンドの使用

TSO TELNET コマンドを使用するときは、Telnet クライアントを実行して、Telnet サーバーを実行している リモート・ホストに接続します。 端末装置に表示されたデータは、TCP/IP を使用してリモート・ホストの Telnet サーバーと通信する Telnet クライアントによって管理されます。その結果、その端末装置の操作は、TSO または別の MVS™ アプリケーションに直接ログオンするときの操作と異なる場合があります。例えば、リモート・ホストは UNIX、VM、または Telnet サーバーを備えた他のオペレーティング・システムを実行している場合があります。リモート・ホストとの TELNET セッションを行っている間は、そのリモート・ホストが実行しているオペレーティング・システムの端末装置操作手順を使用しなければなりません。

リモート・ホストの端末装置を TELNET で管理すると、操作上の相違が生じることがあります。例えば、TELNET ファンクション・キーの使用に示しているファンクション・キーを使用すると、異なったアクションが行われることがあります。

すべてのデータを画面に表示できない場合、行モードでは画面の右下隅に HOLDING メッセージが表示されます。このメッセージが表示された場合は、CLEAR キーを押せば残りのデータが表示されます。

何らかの理由で TELNET セッションが終了した場合は、次のメッセージが表示されます。
Session ended.  <ENTER> to return to TSO.

Telnet 3270 に対応していない Telnet クライアントから MVS Telnet 3270 サーバーのサービスを呼び出した場合、 アプリケーションをフルスクリーン・モードで使用できません。 一度行モードになると、ネストされているすべての Telnet セッションは、行モードのまま続行されます。行モードの TELNET を使って、MVS または VM TELNET サーバーにアクセスした場合、 続いて実行されるネストされたすべての TELNET 要求は、スタート・ストップ TTY 端末として自動的に行モードに接続されます。 その結果、透過モードの操作 (フルスクリーン操作) ができなくなります。

TSO に戻ると、TELNET セッションが終了した理由を説明するメッセージが表示されます。次の例は、TSO に戻ったときに表示されるメッセージを示します。
TELNET terminated -- Foreign host is no longer responding
制約事項:
  • z/OS® TELNET クライアントは、SSL (Secure Sockets Layer) プロトコルをサポートしません。
  • TELNET クライアントは Pascal のソケット API を使用するので、このコマンドを正常に実行するためには VMCF を開始しなければなりません。VMCF が開始されていないと、ABEND0D6 が生じる可能性があります。
  • TELNET クライアントは、そのローカル・アドレスとして TCPSTACKSOURCEVIPA 値を使用しません。 適切な SOURCEVIPA 構成または SRCIP 構成のいずれかを使用します。