始める前に
FTP が名前付きパイプにデータを転送できるようにするには、名前付きパイプからの読み取りを行えるアプリケーションを起動して、そのアプリケーションによって名前付きパイプが開かれるようにする必要があります。
手順
- オプション: サーバー・ホスト上で名前付きパイプを作成します。
- SIte サブコマンドを発行して、サーバーの UMASK 値を構成します。 例えば、site UMASK=<mask> のようになります。
FTP.DATA ファイルに UMASK ステートメントをコーディングすることによっても UMASK 値を構成できます。UMASK ステートメントについて詳しくは、「z/OS Communications Server: IP 構成解説書」の『UMASK (FTP クライアントおよびサーバー) ステートメント』の情報を参照してください。
ヒント: 名前付きパイプの作成後にファイル許可を変更するには、CHMOD パラメーターを指定して SIte サブコマンドを発行します。
- MKFifo サブコマンドを発行して、サーバーで名前付きパイプを作成します。 例: mkfifo <pathname>
MKFifo サブコマンドの詳細については、MKFifo サブコマンド - FTP サーバー・ホストでの名前付きパイプの作成を参照してください。
ヒント: - 転送を開始する前に、FTP を使用して名前付きパイプを作成する必要はありません。ファイル・システムにまだ名前付きパイプが存在しない場合、ファイル転送時に FTP が名前付きパイプを作成します。また、サーバー・ホスト上の別のプロセスで、ユーザーの代わりに名前付きパイプを作成することもできます。
- 名前付きパイプを作成した後、以下の FTP サブコマンドを使用して、名前付きパイプの表示および操作が可能です。
- DELEte
- DIr
- Ls
- REName
- CHMOD パラメーターを指定した SIte サブコマンド
- 以下のいずれかの方法によって、サーバー・ホストで UNIXFILETYPE FIFO の値を設定します。
- 以下のいずれかの方法によって、サーバー・ホストで FILETYPE=SEQ の値を設定します。
ヒント: FILETYPE=SEQ は、FILETYPE のデフォルト値です。z/OS® FTP クライアントから stat filetype サブコマンドを使用して、FILETYPE 値をリセットする必要があるかどうかを判別できます。
- オプション: 以下のいずれかの方法によって、サーバーで FIFOOPENTIME および FIFOIOTIME の値を設定します。
- FTP サーバー・ホストで、名前付きパイプからの読み取りを行うプロセスを開始します。
- APpend サブコマンドを発行してクライアントからサーバーにファイルを送信します。その際、z/OS UNIX ファイル・システムのターゲット・ファイルを指定します。例えば、append localFile named_pipe のようになります。
タスクの結果
以下が確認できれば、これらの手順が正しく実行されたことになります。
- サーバーが、クライアントに応答 226 または 250 を送信している。これは、ファイルが正常に受信されたことを示します。
- クライアントが、メッセージ EZA2536I または EZA1617I を発行している。これは、送信した合計バイト数を示します。
ガイドライン: FTP クライアントを使用して z/OS FTP サーバーの UNIX ファイル・システムにファイルを名前付きパイプとして保管するには、以下のガイドラインに従ってください。