トークン妥当性検査値

ICSF は、トークンが有効であることを確認するために、トークン検証値 (TVV) を使用します。 TVV は、無効であるかまたはオーバーレイされた鍵トークンを、ICSF が受け入れないようにします。 これは、鍵トークン内の破損を検出するためのチェックサムを提供します。

ICSF 呼び出し可能サービスが鍵トークンを生成する場合、TVV を生成し、その TVV を鍵トークンのバイト 60 から 63 に格納します。 アプリケーション・プログラムが鍵トークンを呼び出し可能サービスに渡すと、ICSF は TVV を検査します。 TVV を生成するために、ICSF は鍵トークンに対して 2 の補数 ADD 操作を (桁上がりとオーバーフローを無視して) 実行します。この操作は一度に 4 つのバイトに対して行われ、バイト 0 から 3 で始まり、バイト 56 から 59 で終わります。