鍵データ・セット・レコードのメタデータ
KDSR フォーマットの鍵データ・セットには、検索条件として使用でき、読み取り可能で、さらに追加、変更、または削除が可能なメタデータがあります。 鍵データ・セット・リスト、鍵データ・セット・メタデータ読み取り、および鍵データ・セット・メタデータ書き込みの呼び出し可能サービスが、これらの機能を実行します。これらのサービスは鍵素材のライフサイクルを管理するために使用できます。
任意の鍵データ・セットであらゆるフォーマットで使用できるメタデータは、以下のとおりです。
- レコード作成日
- レコードが KDS 内で作成された日時。
- レコード更新日
- レコードの鍵素材またはメタデータが最後に変更された日時。
任意の鍵データ・セットで KDSR フォーマットで使用できる追加のメタデータは、以下のとおりです。
- 鍵素材有効期間開始日
- 鍵素材がアクティブになる日付。非アクティブ・レコードが参照されるたびに SMF レコードが記録されます。
- 鍵素材有効期間終了日
- 鍵素材がアクティブである最後の日付。非アクティブ・レコードが参照されるたびに SMF レコードが記録されます。
- 最後に使用した参照日
- 鍵素材が最後に参照された日付。この日付は KDSREFDAYS オプションの設定によって異なります。
- レコード・アーカイブ・フラグ
- 有効にすると、レコードがアプリケーションによって参照されるときに鍵素材を使用できません。管理オプションによって、レコードがアーカイブされるときに鍵素材を使用できます。アーカイブ済みレコードが参照されるたびに SMF レコードが記録されます。
- レコード・アーカイブ日
- レコード・アーカイブ・フラグが KDS メタデータ書き込みサービスによって有効にされた日付。
- レコード再呼び出し日
- レコード・アーカイブ・フラグが KDS メタデータ書き込みサービスによって無効にされた日付。
- レコード・アーカイブ禁止フラグ
- 有効である場合、レコードはアーカイブできません。
- 可変長メタデータ・ブロック
- インストール・システムは、独自のメタデータをレコードに追加できます。これらのメタデータ・ブロックを検索基準として使用でき、さらに変更または削除できます。 IBM メタデータ・ブロックを検索基準として使用でき、さらに読み取ることができます。 IBM メタデータ・ブロックを、インストール・アプリケーションによって変更することはできません。
- インストール・システム・ユーザー・データ
- CKDS (CKDUDATA)、PKDS (PKDUDATA)、または TKDS (TKDUDATA) という古いフォーマットでユーザー・データ・フィールドに格納されたデータ。