可変長トークン (AESKW メソッド)

可変長鍵トークンのラップ方式は、ANSI X9.102 に定義されている AESKW になります。

AES *MK を使用した可変長鍵 (*K) のペイロードのラッピングは、以下のようになります。
e*MK(*K) = eAESKW*MK(P)

P = ICV || Pad Length || Hash Length || Hash options || Data Hash || *K || Padding
説明:
  • ICV は、6 バイトの定数 0xA6A6A6A6A6A6 です。
  • Pad Length は、埋め込みの長さ (ビット) です。
  • Hash Length は、データ・ハッシュの長さ (バイト) です。
  • Hash options は、4 バイトのフィールドです。
  • Data Hash は、関連データ・ブロックのハッシュです。
  • Padding は、バイト数 0x00 であり、P の全体の長さを 16 の倍数にします。
  • eAESKW は、AESKW 方式を使用した暗号化を意味します。