10 進法化テーブル

変更されたテーブルを使用した攻撃を制限するために、10 進法化テーブルをコプロセッサーにロードできます。 テーブルの管理には TKE ワークステーションが必要です。

非暗号化 PIN 生成 (CSNBPGN および CSNEPGN)、非暗号化 PIN 生成代替 (CSNBCPA および CSNECPA)、暗号化 PIN 生成 (CSNBEPG および CSNEEPG)、および暗号化 PIN 検査 (CSNBPVR および CSNEPVR) の各呼び出し可能サービスでは、保管された 10 進法化テーブルを使用します。

「ANSI X9.8 PIN - Use stored decimalization tables only」アクセス制御点は、テーブルの使用を制限するために使用します。 このアクセス制御点が有効になっている場合は、呼び出し可能サービスで指定されたテーブルが、コプロセッサーに保管されたアクティブ・テーブルに対して比較されます。 指定されたテーブルがどのアクティブ・テーブルにも一致しない場合、要求は失敗します。

PIN 10 進法化テーブルを管理するには、TKE ワークステーション (バージョン 7.1 以降) が必要です。 テーブルはロード後にアクティブ化する必要があります。 アクセス制御点が有効になっている場合は、アクティブ・テーブルのみが検査されます。

注: ICSF は、作業負荷に基づいて、すべてのアクティブ・コプロセッサーに作業を経路指定します。 10 進法化テーブルのアクセス制御点を有効にするには、すべてのコプロセッサーに、10 進法化テーブルの同じセットが必要です。