データ保全性およびメッセージ認証の管理

伝送メッセージや保管データの保全性を保証するために、ICSF には 以下のものが備わっています。
  • メッセージ認証コード (MAC)
  • 複数のハッシュ機能 (変更検出コード (MDC)、SHA-1、SHA-224SHA-256、SHA-384、SHA-512、RIPEMD-160、MD5 など)
(デジタル署名を使用するメッセージ認証の代替方式については、デジタル署名の使用を参照してください。)

選択される呼び出し可能サービスは、作業環境のセキュリティー要件によって決まります。 送信側の認証性だけでなくデータの保全性も保証する必要がある場合は、メッセージ認証コード処理を検討してください。 送信側と受信側が秘密暗号鍵を共用できない環境で伝送データの保全性を保証する必要がある場合は、 ハッシュ機能 (変更検出コード処理など) を検討してください。