呼び出し可能サービスの使用

本トピックでは、ICSF 呼び出し可能サービスがどのようにさまざまな鍵タイプおよび鍵形式を使用するかについて説明します。 また、問題がある場合に何を行うかに関する提案も行います。

ICSF には、暗号化機能を実行する呼び出し可能サービスが用意されています。 アプリケーション・プログラムから呼び出し可能サービスを呼び出して、パラメーターを渡します。 ICSF に用意されている呼び出し可能サービスに加えて、インストール・システム定義呼び出し可能サービス と呼ばれる独自の呼び出し可能サービスを作成できます。 インストール・システム定義呼び出し可能サービスの作成は、熟達したシステム・プログラマーのみが試みるべきであることに注意してください。

インストール・システム定義呼び出し可能サービスを作成するには、まず呼び出し可能サービスを作成し、それをロード・モジュールにリンク・エディットします。 続いて、インストール・オプション・データ・セットでサービスを定義します。

サービス・スタブも作成する必要があります。 インストール・システム定義呼び出し可能サービスを実行するには、アプリケーション・プログラムからサービス・スタブを呼び出します。 サービス・スタブで、呼び出し可能サービスを識別するサービス番号を指定します。

インストール・システム定義呼び出し可能サービスについて詳しくは、「z/OS Cryptographic Services ICSF System Programmer's Guide」を参照してください。