形式
uuname [–l]
注: uuname ユーティリティーは、
従来の UNIX システムと完全な
互換性を持ってサポートされます。ただし、これは POSIX.2 IEEE 標準 1003.2-1992 ではサポートされなくなったため、他の UNIX 商標のシステムに移植可能にするアプリケーションでは、このユーティリティーを使用しないでください。
説明
uuname は UUCP に定義されているすべてのリモート・システムのシステム
を表示します。システムは、/usr/lib/uucp/Systems に入っている順序で
リストされます。ローカル・システム名のみを表示するには、–l オプションを使用します。
オプション
- –l
- ローカル・システム名を表示します。
ローカライズ
uuname は、以下のローカライズ環境変数を使用します。
- LANG
- LC_ALL
- LC_CTYPE
- LC_MESSAGES
- LC_LCTIME
- NLSPATH
詳しくは、ローカライズを参照してください。
ファイル
uuname は、以下の構成ファイルを使用します。
- /usr/lib/uucp/config
- UUCP 構成ファイル。 (uucc を参照してください。)
終了値
- 0
- 正常終了
- 1
- 以下のいずれかによる失敗。
- 引数リストが長すぎる
- ログ・ファイルを開くことができない
- メモリーが不足している
- Ctrl-C 割り込み
- 2
- 無効なコマンド行オプション
移植性
X/Open 移植性ガイド, UNIX システム.