tsocmd TSO_command
tsocmd は、TSO/E ターミナル・モニター・プログラム (IKJEFT01) を使用して、 TSO/E コマンドをシェルから実行します。tso コマンドとは異なり、 tsocmd コマンドは許可された TSO/E コマンドの発行に使用できます。 (tso コマンドについては、tso - TSO/E コマンドをシェルから実行するを参照してください。) TSO/E TMP は tsocmd コマンドから切り離されたアドレス・スペースおよびプロセスで実行されるため、 発行された TSO/E コマンドは tsocmd の発行元の環境に影響を及ぼしません。
TSO/E TMP について詳しくは、「z/OS TSO/E Programming Servicesz/OS TSO/E Programming Services」を参照してください。
tsocmd "RDEFINE FACILITY BPX.FILEATTR.PROGCTL UACC(NONE)"
引用符はコマンドを囲むため使用され、シェル構文解析を避けます。
tsocmd "oget hello.c 'source.c(hello)'"
引用符はコマンドを囲むため使用され、シェル構文解析を避けます。
HOLD 属性は、BPXWDYN テキスト・インターフェースおよび TSOALLOC 環境変数 での SYSOUT 割り振りでサポートされます。
export TSOPROFILE="prefix(wjs) nomsgid"
この変数の値は、そのまま TSO/E PROFILE コマンドに渡されます。PROFILE コマンドが失敗すると、要求されたコマンドは実行されません。PROFILE コマンドからの出力は、出された PROFILE コマンドと一緒に stdout に送られます。
割り当て仕様は、コロンで分離されたカタログ式データ・セット名のリスト、またはデータ・セット割り当て要求のどちらかにできます。データ・セット名のリストを使用する場合 は、小文字は大文字として扱われます。このとき、データ・セット名は完全に修飾されている必要があります。
データ・セット割り当ての要求を、キーワード alloc の後に TSO/E ALLOCATE コマンドに似た形式のキーワードまたは キーワードと値の対を続けた仕様を開始することで指定します。複数のキーはブランクで分離します。すべてのキーのリストは、「z/OS REXX および z/OS UNIX System Services の使い方」に記載されています。また、tsoの tso コマンドの説明に記載されたキーのリストを参照することもできます。
tsocmd コマンドはユーザーのロケールに依存しません。ユーザーの責任で TSO/E が受け入れられる入力を指定できます。
tso