thread サブコマンドは、アプリケーション・プログラムの アクティブのスレッドのリストを表示します。 リストしたいスレッドを指定するために number パラメーターを 使用した場合以外は、すべてのアクティブ・スレッドがリストされます。activ、async、dead、または pcanc オプションを使用すると、スレッドをその状態によって選択することもできます。
info オプションを使用すると、スレッドについてのすべての情報を表示することができます。また、hold または unhold オプションによって、スレッドを保留または保留解除することができます。フォーカス・スレッドは、デフォルトによって実行中のスレッドになります。dbx は、これを通常の dbx サブコマンド (register など) の コンテキストとして使用します。dbx フォーカス・スレッドを切り替えるために は、current オプションを使用することができます。
thread
thread 1 2
thread activ
thread dead
thread async
このスレッドは PTATASYNCHRONOUS 属性で作成されたものであり、限度に到達したため、実行のためにキューに入れられたものです。例えば、スレッド限界が 10 に設定されており、12 のスレッドがある場合は、そのうちの 2 つは dbx thread コマンドに対して async として表示されます。
thread pcanc
thread hold
thread hold 1 4
thread unhold 1 4
thread current
thread current 1
thread info 3