stop - プロセスまたはジョブを中断する

形式

stop [pid …] [job—identifier …]

tcsh シェル: stop %job|pid ...

説明

stopkill –STOP の別名です。kill –STOP と同様、stop は、指定されたプロセスに SIGSTOP を送信します。

詳しくは、kill - プロセスまたはジョブを終了させる、またはシグナルを送るを参照してください。

tcsh シェルでは、stop は、バックグラウンドで実行中の指定さ れたジョブまたはプロセスを停止します。job は番号、ストリング、''、%、+ または - で表すことができます。デフォルトの job はありま せん。stop を単独で指定しても、現行ジョブは停止しません。tcsh - C シェルを起動するを参照してください。

オプション

job-identifier
プロセスが & で開始されたときに、シェルによって報告されたジョブ ID です。これは、プロセスを識別する 1 つの方法です。これは 、jobs コマンドによっても報告されます。stop コマ ンドでジョブ ID を使用するときは、そのジョブ ID の前にパーセント (%) 記号を付ける必要があります。例えば、ジョブ ID が 2 の場合は、stop コマンドを次のよう に入力します。
stop %2
pid
プロセスが & で開始されたときに、シェルが報告するプロセス ID です。これは、ps コマンドを使用して知ることもでき ます。pid 引数は、8 進数、10 進数、または 16 進数で指定することができます。プロセス ID は 10 進数で報告されます。stop は、pid に関して負の値をサポートします。
pid が -1 以外の負の値である場合は、プロセス・グループ ID が pid の絶対値に等しい すべてのプロセスにシグナルが送られます。負の値の pid は、以下のように指定します。
stop –– –nn
ここで、nn はプロセス・グループ ID で、2 桁から 7 桁の範囲の 数字 (nn から nnnnnnn) です。
stop –– –9812753
この形式では、プロセス・グループ ID を指定するため に、–nn の前に –– を入れる必要があります。

pid0 の場合は、起動側のプロセス・グループ内のすべてのプロセスにシグナルが送られます。

強制終了させるプロセスは、現行ユーザーに属していなければ なりません (現行ユーザーがスーパーユーザーの場合は例外です)。

関連情報

killjobsshsuspendtcsh