listi サブコマンド (dbx 用): プログラムからの命令をリストする

形式

listi [procedure | at | sourceline | address ] [,address]

説明

listi サブコマンドは、ソース・ファイルの指定した一連の命令を表示します。表示される命令は、以下のように指定されます。
  • procedure 引数を指定します。この場合、listi サブコマンドは、procedure の最初から始めて、リスト・ウィンドウがいっぱいになるまで命令を表示します。
  • at sourceline オプションを使用します。この場合、listi サブコマンドは、指定された行から命令の表示を開始し、リスト・ウィンドウがいっぱいになるまで続けます。
  • address 引数を使用して最初と最後のアドレスを指定します。この場合、2 つのアドレスの間 (この 2 つのアドレスを含む) の すべての命令が表示されます。

オプションまたは引数を指定しないで listi サブコマンドを 使用した場合は、次の $listwindow 個の命令が表示されます。リスト・ウィンドウの現行のサイズを変更するために は、set $listwindow=value サブコマンドを使用して ください。

オプション

at sourceline
リストを開始するソース行を指定します。

使用上の注意

listi サブコマンドは、dbx デバッグ・プログラムの実行中にのみ 実行できます。

  1. 次の 10 個、または $listwindow 個の命令をリストするには、以下のように入力します。
    listi
  2. ソース行 10 から開始してマシン・インストラクションをリスト するには、以下のように入力します。
    listi at 10
  3. アドレス 0X10000400 と 0X10000420 との間の命令をリストするには、以下のように入力します。
    listi 0x10000400, 0x10000420

関連情報

list および set サブコマンド。