case サブコマンド (dbx 用): dbx によるシンボルの解釈を変更する

形式

case [default | mixed | lower | upper]

説明

case サブコマンドは、dbx デバッグ・プログラムがシンボルを解釈する方法を 変更します。デフォルトとは別の方法でシンボルを解釈する必要がある場合は、case を使用してください。

パラメーターを指定しないで case を入力すると、現行のケース・モードが表示されます。

オプション

default
現行の言語によって変化します。
mixed
シンボルが実際に現れる通りに解釈されます。
lower
シンボルは小文字として解釈されます。
upper
シンボルは大文字として解釈されます。

使用上の注意

case サブコマンドは、dbx デバッグ・プログラムの実行中にのみ 実行できます。

  1. シンボルが実際に現れる通りに dbx に解釈させるには、以下のように入力します。
    case mixed
  2. シンボルを大文字として dbx に解釈させるには、以下のように入力します。
    case upper