runcat - mkcatdefs から gencat に出力をパイプ接続する

形式

runcat CatalogName SourceFile [CatalogFile]

説明

runcat は、mkcatdefs コマンドを起動し、メッセージ・カタログ・ソース・データ (mkcatdefs からの出力) を gencat ユーティリティーにパイプ接続します。

SourceFile パラメーターで指定されたファイルは ユーザーのシンボル ID を持つメッセージ・テキストを含みます。mkcatdefs プログラムは、CatalogName パラメーターを使用して、.hCatalogName 値の終わりに追加することによりシンボル定義ファイルの名前を生成し、MF_CatalogName 値の初めに追加することによりカタログ・ファイルのシンボル名を生成します。 定義ファイルは、自分のアプリケーション・プログラムに組み込む必要があ ります。カタログ・ファイルのシンボル名は、ライブラリー関数 (catopen サブルーチンなどの) で使用できます。SourceFilestdin にできません。

CatalogFile パラメーターは、gencat コマンドにより作成された カタログ・ファイルの名前です。このパラメーターを指定しないと、gencat コマンドは、.catCatalogName 値の終わりに追加して カタログ・ファイルを指名します。このファイル名は catopen サブルーチンでも使用することができます。

test.cat という名のカタログを メッセージ・ソース・ファイル test.msg から生成するには、以下を入力します。
runcat test test.msg

関連情報

dspcatdspmsggencatmkcatdefs