nohup command-line
tcsh シェル: nohup command
nohup は、指定された command-line を使用して、ユーティリティー・プログラムを 起動します。ユーティリティーは正常に実行されます。ただし、SIGHUP シグナルを無視します。
標準出力が端末装置の場合、nohup はユーティリティーの出力を 作業ディレクトリー内の nohup.out という名前のファイルに 追加します。このファイルは、存在しない場合は作成されます。作業ディレクトリーに作成できない場合は、ホーム・ディレクトリーに 作成されます。
標準エラー・ストリームが端末装置の場合、nohup はユーティリティーの エラー出力を標準出力と同じファイルにリダイレクトします。
nohup sh –c 'command*'
ここで、command は、このような構成を含むことができます。tcsh シェルでは、command を実行すると、nohup は コマンドがハングアップ・シグナルを無視するようにコマンドを実行します。コマンドは、ハングアップ・シグナルに対する自分の応答を設定して、nohup をオーバーライドすることができます。引数を指定しない場合 (シェル・スクリプト内でのみ可能)、nohup により、tcsh シェルはスクリプトの残りの部分について ハングアップを無視するようになります。tcsh - C シェルを起動するを参照してください。
これ以外のものは、終了状況は呼び出したユーティリティー・プログラムの 終了状況です。
POSIX.2、X/Open 移植性ガイド、 UNIX システム。
exec、hup、nice、sh、tcsh