ipcrm - メッセージ・キュー、セマフォー・セット、または共用メモリー ID を除去する

形式

ipcrm [–m SharedMemoryID] [–M SharedMemoryKey] [–q QMessageID] [–Q MessageKey] [–s SemaphoreID] [–S SemaphoreKey]

説明

ipcrm は、1 つ以上のメッセージ・キュー、セマフォー・セット、または共用メモリー ID を除去します。

オプション

–m SharedMemoryID
共用メモリー ID SharedMemoryID を除去します。 SharedMemoryID に関連する共用メモリー・セグメントとデータ構造も 最後のタスク消去操作の後除去されます。
–M SharedMemoryKey
キー SharedMemoryKey で作成された 共用メモリー ID を除去します。これに関連する共用メモリー・セグメントと データ構造も、最後のタスク消去操作の後除去されます。
–q MessageID
メッセージ・キュー ID MessageID、および これに関連するメッセージ・キューとデータ構造が除去されます。
–Q MessageKey
キー MessageKey で作成された メッセージ・キュー ID、およびこれに関連する メッセージ・キューとデータ構造が除去されます。
–s SemaphoreID
セマフォー ID SemaphoreID、および これに関連するセマフォーのセットとデータ構造が除去されます。
–S SemaphoreKey
キー SemaphoreKey で作成された セマフォー ID、およびこれに関連するセマフォーのセットと データ構造が除去されます。

msgctl、shmctl、および semctl サブルーチンは、除去操作の詳細を 提供します。ipcs コマンドを使用して、ID とキーを検出できます。

  1. SharedMemoryID 18602 に関連する共用メモリー・セグメントを 除去するには、以下を入力します。
    ipcrm –m 18602
  2. キー 0xC1C2C3C3 で作成されたメッセージ・キューを除去するには、以下を入力します。
    ipcrm –Q 0xC1C2C3C4

終了値

0
正常終了
1
コマンド行のオプションが正しくない

関連情報

ipcs