形式
configstrm [
–bimv] [
–h high_mem | ?] [
–l loadmod ]… [
–t trace_opt | ?]… [
–u loadmod]
注: l オプションは、i の英大文字ではなく、L の小文字を表します。
説明
configstrm は、STREAMS 物理ファイル・システム構成を設定
および照会します。これを使用すると、STREAMS 物理ファイル・システムの統計を表示することが
でき、また BPXPRMxx メンバーを変更して再 IPL しなくても STREAMS 物理ファイル・
システムの構成オプションを変更することができます。
オプション
- –b
- 現在のバッファー・プール使用率を出力します。
- –h high_mem
- 最大許容ストレージ使用率を設定および照会し、現在の使用率を照会し
ます。high_mem は K バイト単位で指定します。
- –i
- 内部診断情報を出力します。
- –l loadmod
- 新しいデバイス・ドライバー・セットをロードします。
注: l は、i の英大文字ではなく、L の
小文字を表します。
- –m
- デバイスの主な情報を出力します。
- –t trace_opt
- トレース・オプションを設定および照会します。
有効なトレース・オプションは以下のとおりです。
- all | none
- すべてのトレース・ポイントを使用可能または使用不可にします。
- proc | noproc
- プロシージャーの入り口および出口のトレース・ポイントを使用可
能または使用不可にします。
- data | nodata
- データのトレース・ポイントを使用可能または使用不可にします。
- nw | nonw
- NetWare トレース・ポイントを使用可能または使用不可にします。
- code | nocode
- コードのトレース・ポイントを使用可能または使用不可にします。
- diag | nodiag
- 診断のトレース・ポイントを使用可能または使用不可にします。
- –u loadmod
- デバイス・ドライバーをアンロードします。
- –v
- 情報が過剰であるときの出力の切り捨てを回避します。
使用上の注意
- configstrm コマンドを使用するには、スーパーユーザー
である必要があります。
- configstrm を使用すると、Netware の物理ファイル・システム
を動的に構成することができます。
例
構成されている STREAMS デバイス・ドライバーのデバイス情報を表示するには、次のコマンドを出します。
configstrm -m