condition サブコマンド (dbx 用): アクティブの条件変数のリストを表示する

形式

説明

condition サブコマンドは、アプリケーション・プログラムの アクティブの条件変数のリストを表示します。リストしたい条件変数を指定する ために number パラメーターを使用しない限り、すべてのアクティブの条件変数がリストされます。wait または nowait オプションを 使用することによって、待ち付き、または待ちなしの条件変数を 選択することもできます。

条件変数を獲得するためには、条件変数が作成される前に、dbx がプログラムを デバッグ中でなければなりません。アプリケーションは、以下のいずれかの方法で コーディングされている必要があります。
  • C プログラムの先頭に、以下の行を追加します。
    &numsign;pragma runopts(TEST(ALL))

    または、

  • CEEXOPT マクロを呼び出すために、TEST(ALL) を指定したアセンブラー・プログラム CEEUOPT をコーディングします。この プログラムのコーディング例については、「z/OS Language Environment プログラミング・ガイド」を参照してください。

使用上の注意

condition サブコマンドは、dbx デバッグ・プログラムの実行中にのみ 実行できます。

  1. すべての条件変数を表示するには、以下のように入力します。
    condition
  2. 条件変数番号 1 および番号 4 を表示するには、以下のように入力します。
    condition 1 4
  3. すべての待ち付き条件変数を表示するには、以下のように入力します。
    condition wait
  4. すべての待ちなし条件変数を表示するには、以下のように入力します。
    condition nowait