bpxmtext - 理由コードのテキストを表示する

形式

bpxmtext [-d] reason_code | error_number

説明

bpxmtext は、 z/OS® UNIX システム・サービス、 TCP/IP、zFS、TFS、および C/C++ ランタイム・ライブラリー から返される理由コードの説明およびアクション・テキストを表示します。 また、エラー番号に関する情報も返します。このコマンドは、z/OS UNIX シェルおよび TSO 環境から実行できます。このコマンドは、システム REXX を介して MVS™ システム・コマンドとして入力することもできます。

このコマンドの目的は、問題判別です。HFS または NFS が返す理由コードなどは、このコマンドではサポートされません。 error_number が指定された場合、 そのエラー番号の説明が表示されます。

reason_code は 7-8 桁の 16 進文字として指定します。

error_number は、 1-4 桁の 16 進数として指定します。

オプション

-d
reason_code または error_number は、 10 進数として指定する必要があります。

使用上の注意

  1. 理由コードに関するテキストがない場合には、ブランク行が表示されます。
  2. 1 から 8 桁の 16 進数でない引数を指定すると、使用法に関するメッセージが表示されます。このメッセージは翻訳されません。

  1. 次のコマンド
    bpxmtext 058800B0
    を出した場合、以下の形式のデータが 表示されます。
    BPXFSUMT 08/18/98
    JRUserNotPrivileged:  The requester of the service is not 
       privileged
    
    Action:  The service requested required a privileged user.  
      Check the documentation for the service to understand what 
      privilege is required.
  2. 理由コード 058800B0 の情報を検索するには、次のコマンドを発行します。
    F AXR,BPXMTEXT 058800B0

終了値

0
正常終了
2
1 から 8 桁の 16 進数でない引数による失敗。