QRadar Network Insights のアップグレード

デプロイメント内のすべての IBM QRadar 製品を同じバージョンにアップグレードする必要があります。

制約事項: 論理ボリュームのサイズ変更はサポートされていません。

始める前に

QRadar 構成ファイルに対して行ったカスタム変更は、デプロイメントのアップグレード時に保持されません。 カスタマイズされた構成ファイルがある場合は、アップグレード後に参照できるように、アップグレードする前に構成ファイルをバックアップしてください。 アップグレードが完了した後で、新しい構成ファイルを古いファイルで上書きしないでください。 カスタマイズされた設定を手動で再適用する必要があります。

QRadar Network Insights のアップグレードに使用するファイルは、デプロイメントにインストールされている製品によって異なります。 正しいアップグレード・ファイルを Fix Central (www.ibm.com/support/fixcentral/)からダウンロードする必要があります。

表 1. QRadar Network Insights をアップグレードするためのパッチ・ファイル
デプロイメント・シナリオ Fix Central ダウンロード
デプロイメントに QRadar Incident Forensics が含まれていません 以下のような QRadar パッチ・ファイルを使用します。

<identifier>_QRadar_patchupdate-<build_number>.sfs

このファイルは、 QRadar および QRadar Network Insights アプライアンスをアップグレードします。

デプロイメントには QRadar Incident Forensics が含まれる 以下のような QRadar Incident Forensics パッチ・ファイルを使用します。

<identifier>_Forensics_patchupdate-<build_number>.sfs

この .sfs ファイルにより、QRadar Incident Forensics および QRadar Network Insightsを含む QRadar のデプロイメント全体がアップグレードされます。

手順

  1. Fix Central (www.ibm.com/support/fixcentral/)からパッチ更新ファイルをダウンロードします。
  2. SSH を使用して、root ユーザーとしてシステムにログインします。
  3. パッチ・ファイルを、 /tmp ディレクトリー、または十分なディスク・スペースがある別の場所にコピーします。
  4. /media/updates ディレクトリーを作成するには、次のコマンドを入力します。

    mkdir -p /media/updates

  5. パッチ・ファイルをコピーしたディレクトリーに移動します。
  6. パッチ・ファイルを /media/updates ディレクトリーにマウントするには、次のコマンドを入力します。

    mount -o loop -t squashfs <patchupdate_filename>.sfs /media/updates/

  7. アップグレード・インストーラーを実行するために、以下のコマンドを入力します。

    /media/updates/installer

    パッチ・インストーラー・スクリプトの初回実行時は、パッチ・インストーラー・メニューが表示されるまで遅延が生じることがあります。

  8. デプロイメント環境に応じて、パッチ適用前の質問に回答してください。
  9. アップグレード・インストーラーを使用して、デプロイメント環境内のすべてのホストをアップグレードします。

    アップグレードの実行中に SSH セッションが切断された場合でも、アップグレードは続行します。 SSH セッションを再オープンし、インストーラーを再実行すると、インストールが再開します。

  10. アップグレードが完了したら、次のコマンドを入力してソフトウェア更新をアンマウントします。

    umount /media/updates