アプリケーション検出

IBM QRadar Network Insights は、インスペクターを使用してアプリケーション、セッション、およびプロトコルを検出します。

QRadar Network Insights 7.5.0 では、プロトコル構文解析が改善され、ペイロードを分析して、以前のバージョンの製品よりも約 300 多くのアプリケーションを識別できるようになりました。

QRadar Network Insights 7.5.0 が識別できるアプリケーションの完全なリストを表示するには、アップグレード後にこれらのファイルを表示します。
  • /opt/ibm/xforce/metadata/protocols.hdr (列ヘッダー)
  • /opt/ibm/xforce/metadata/protocols.csv (値)

アプリケーション判別アルゴリズム

IBM QRadar Network Insights は、独自のインスペクター・セットとアプリケーション検出方式に依存します。 QRadar Network InsightsQFlow アルゴリズムは、 QRadar Network Insights が特定のプロトコルを識別できない場合にのみ使用されます。

アプリケーション判別アルゴリズムを以下の表に示します。
表 1. アプリケーション判別アルゴリズム
数値 アルゴリズム名 説明
2 アプリケーション・シグニチャー ペイロードが構成されている方法を確認する、ペイロード・ベースのアルゴリズム。

このアルゴリズムは、 signatures.xml ファイルの情報を使用します。

3 状態ベースのデコード 複雑な内部ロジックを使用する、ペイロード・ベースのアルゴリズム。
4 QRadar ポート・ベースのマッピング 事前定義されたアプリケーション・マッピング・リストを使用する、ポート・ベースのアルゴリズム。

このアルゴリズムは、 /opt/qradar/conf/appid_map.conf ファイルの情報を使用します。

5 ユーザー・ポート・ベースのマッピング カスタマイズ可能なアプリケーション・マッピング・リストを使用する、ポート・ベースのアルゴリズム。

このアルゴリズムを使用して、新しいポート・ベースのマッピングを追加したり、 QRadarに付属している既存のマッピングを再分類したりします。

このアルゴリズムは、 /opt/qradar/conf/user_application_mapping.conf ファイルの情報を使用します。

6 ICMP プロトコル・マッピング プロトコルのタイプとコードを確認する、プロトコル・ベースのアルゴリズム。
7 フロー・エクスポーター アプリケーションを判別するためにフロー・エクスポーターを使用するアルゴリズム。

例えば、 QFlow プロセスは、 QRadar Network Insightsからのアプリケーション ID を本質的に信頼します。

8 QNI アプリケーション・シグニチャー このアルゴリズムは QRadar Network Insightsで使用されます。
9 QNI インスペクター このアルゴリズムは、 QRadar Network Insights 7.5.0で削除されました。
10 X-Force Web アプリケーション分類 このアルゴリズムは QRadar Network Insightsで使用されます。
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7.5.0 の新機能

QNI ポート・ヒューリスティック このアルゴリズムは QRadar Network Insightsで使用されます。

これは、ポート・ベースのヒューリスティックを使用してアプリケーションが識別され、信頼性の低い度合いを表すことを示します。

12

7.5.0 の新機能

QNI 初期データ このアルゴリズムは QRadar Network Insightsで使用されます。

これは、アプリケーションがフロー・セッション内の初期データを使用して識別され、中位の信頼性を表していることを示します。

※13

7.5.0 の新機能

QNI パーサー このアルゴリズムは QRadar Network Insightsで使用されます。

これは、使用可能なデータを構文解析してアプリケーションが識別され、最も信頼性の高い度合いを表すことを示します。

フロー情報 」ウィンドウの アプリケーション決定アルゴリズム フィールドで使用されるアプリケーション検出アルゴリズムのタイプを確認できます。
どのフィールドに、使用されたアプリケーション判別アルゴリズムが表示されているかを示す「フロー情報」ウィンドウ。