VLAN 情報を使用したフローへのドメインおよびテナントの割り当て

VLAN フローのドメイン管理サポートを使用すると、ネットワーク内の VLAN 情報に基づいて、 QRadar でドメインを定義できます。

QRadarでは、フローに含まれている VLAN 情報に基づいて、ドメインを着信フローに割り当てることができます。 受信フローは、同じ VLAN 定義を含むドメインにマップされます。 VLAN ベースのドメインについて、ドメインをフィルタリングおよび照会することもできます。

ドメイン定義にテナントを割り当てて、マルチテナンシーを実現できます。 必要な場合は、VLAN ベースのドメイン定義を使用して、複数の VLAN にまたがるマルチテナンシーを有効にします。

例えば、2 つのドメイン定義を作成し、2 つのネットワーク・テナントにマップするとします。
  • テナント ABC の場合、トラフィックは、エンタープライズ VLAN ID = 0 およびカスタマー VLAN ID = 10 で送信されます。
  • テナント DEF の場合、トラフィックは、エンタープライズ VLAN ID = 0 およびカスタマー VLAN ID = 20 で送信されます。

最初のドメイン定義は、テナント ABC に対して作成されます。これには、エンタープライズ VLAN ID = 0 およびカスタマー VLAN ID = 10 のフロー VLAN 定義が含まれています。

2 番目のドメイン定義は、テナント DEF に対して作成されます。これには、エンタープライズ VLAN ID = 0 およびカスタマー VLAN ID = 20 のフロー VLAN 定義が含まれています。

「エンタープライズ VLAN ID」フィールドと「カスタマー VLAN ID」フィールドがそれぞれ 0 と 10 に設定された受信フローは、テナント ABC によってのみ表示されます。 同様に、「エンタープライズ VLAN ID」フィールドと「カスタマー VLAN ID」フィールドがそれぞれ 0 と 20 に設定された受信フローは、テナント DEF によってのみ表示されます。 これは、ネットワーク内の各テナントのトラフィック所有権を反映しています。