管理対象ホスト

データ収集とイベントおよびフロー処理の柔軟性を高めるために、コンソール以外の管理対象ホスト (ゲートウェイ、プロセッサー、データ・ノードなど) を追加することで、分散 IBM QRadar デプロイメント環境を構築します。

QRadar 環境の計画と構築について詳しくは、「 IBM QRadar アーキテクチャーとデプロイメント・ガイド」を参照してください。

ソフトウェア互換性要件

デプロイメント内のすべての QRadar アプライアンスのソフトウェア・バージョンは、同じバージョンおよび更新パッケージ・レベルでなければなりません。 異なるバージョンのソフトウェアを使用するデプロイメントはサポートされません。これは、混合ソフトウェア環境では、ルールが起動されなかったり、オフェンスが作成および更新されなかったり、検索結果でエラーが発生したりするためです。

管理対象ホストが QRadar コンソールとは異なるソフトウェア・バージョンを使用している場合、ホストに既に割り当てられているコンポーネントを表示することはできますが、コンポーネントを構成したり、新規コンポーネントを追加または割り当てしたりすることはできません。

インターネット・プロトコル (IP) の要件

以下の表は、非コンソール管理対象ホストを追加するときにサポートされる IP プロトコルの各種の組み合わせを示しています。

表 1. 非コンソール管理対象ホストでサポートされる IP プロトコルの組み合わせ
管理対象ホスト QRadar コンソール (IPv6、単一) QRadar コンソール (IPv6、HA) QRadar コンソール (デュアル・スタック、単一) QRadar コンソール (デュアル・スタック、HA)
IPv4、シングル いいえ いいえ はい * いいえ
IPv4、HA いいえ いいえ いいえ いいえ
IPv6、シングル はい はい はい いいえ
IPv6、HA はい はい はい いいえ
制約事項: * デフォルトでは、 IPv4-only 管理対象ホストをデュアル・スタック・シングル・コンソールに追加することはできません。 IPv4 のみの管理対象ホストを有効にするスクリプトを実行する必要があります。 詳しくは、 デュアル・スタック環境での IPv4-only 管理対象ホストの追加を参照してください。

デュアル・スタック・コンソールは、IPv4 と IPv6 の両方をサポートします。 デュアル・スタック環境で従う必要のある条件の概要を以下にリストします。

  • IPv6 管理対象ホストを追加できるのは、デュアル・スタック・シングル・コンソールまたは IPv6 専用のコンソールです。
  • IPv4 管理対象ホストを追加できるのは、デュアル・スタック・シングル・コンソールのみです。
  • HA 用に構成されているデュアル・スタック・コンソールに管理対象ホストを追加しないでください。
  • HA ペアになっていない IPv4 管理対象ホストを IPv6 専用のコンソール、または HA ペアになっているデュアル・スタック・コンソールに追加しないでください。
重要: IBM は、以下の構成をサポートしません。
  • HA 用に構成されているデュアル・スタック・コンソールへの管理対象ホストの追加
  • IPv6 専用のコンソールへの HA ペアになっていない IPv4 管理対象ホストの追加
  • HA ペアになっているデュアル・スタック・コンソールへの HA ペアになっていない IPv4 管理対象ホストの追加