失効アセット・データ

新しいアセット・レコードが作成される割合が、失効アセット・データが削除される割合を超える場合、失効アセット・データが問題となる可能性があります。 失効アセット・データが原因で発生する異常なアセット増加に対処する上で重要となるのが、アセット保存しきい値の制御と管理です。

失効アセット・データ とは、特定の期間にわたってアクティブにもパッシブにも監視されていないヒストリカル・アセット・データです。 失効アセット・データは、構成されている保存期間を経過すると削除されます。

ヒストリカル・レコードは、 IBM QRadar 受動的に、イベント およびフローによって監視されるか、ポート・スキャナーおよび脆弱性スキャナーによって積極的に監視されると、再びアクティブになります。

異常なアセット増加を防止するには、単一のアセットに許可される IP アドレスの数と、 QRadar がアセット・データを保持する時間の長さとの間の適切なバランスを見つける必要があります。 高水準のアセット・データ保存に対応するように QRadar を構成する前に、パフォーマンスと管理の容易性のトレードオフを考慮する必要があります。 保存期間を長く設定し、アセットごとのしきい値を高く設定することが常に理想的であるように思われますが、ご使用の環境で対応可能なベースライン構成を特定し、その構成をテストする方が適切です。 その後、適切なバランスを得られるまで保存しきい値を少しずつ増加していくことができます。