QRadar コンポーネント・タイプ

デプロイメントに追加される各 IBM QRadar アプライアンスには、 QRadarでの管理対象ホストの動作方法を指定する構成可能コンポーネントがあります。
図1: QRadar のイベント・コンポーネントとフロー・コンポーネント
QRadar ネットワーク・コンポーネント

QRadar Console

QRadar Console は、 QRadar 製品インターフェース、リアルタイムのイベント・ビューとフロー・ビュー、レポート、オフェンス、アセット情報、および管理機能を提供します。 分散環境では、 QRadar Console を使用して、デプロイメント内の他のコンポーネントを管理します。

イベント・コレクター

イベント・コレクター は、ローカルおよびリモートのログ・ソースからイベントを収集し、未加工のイベント・データを正規化して、 QRadarで使用できるようにします。 システム・リソースを節約するために、 イベント・コレクター は同一のイベントをまとめてバンドルし、そのデータを イベント・プロセッサーに送信します。

イベント・プロセッサー

イベント・プロセッサー は、1 つ以上の イベント・コレクター ・コンポーネントから収集されたイベントを処理します。 コンソールで定義されたカスタム・ルールにイベントが一致した場合、 イベント・プロセッサー は、ルール応答で定義されたアクションに従います。

イベント・プロセッサー には、ローカル・ストレージがあります。 イベント・データはプロセッサーに保管されますが、 Data Nodeに保管することもできます。

QRadar Flow Collector

QRadar Flow Collector は、ネットワーク上のデバイスからネットワーク・フローを収集します。 ライブ・フィードと記録されたフィード (ネットワーク・タップ、スパン・ポート、 NetFlowQRadar フロー・ログなど) が含まれます。

制約事項: QRadar Log Manager はフロー収集をサポートしません。

Flow Processor

Flow Processor は、1 つ以上の QRadar Flow Collector アプライアンスからのフローを処理します。 Flow Processorは、NetFlow,J-Flow、sFlowなどの外部ネットワーク・フローをネットワーク内のルーターから直接収集することもできます。

Flow Processors には、フロー・データ用のオンボード・プロセッサーと内部ストレージが含まれています。

Data Node

Data Node は、イベント・プロセッサーおよびフロー・プロセッサーからセキュリティー・イベントおよびフローを受信し、データをディスクに保管します。

Data Node は、常に イベント・プロセッサー または Flow Processorのいずれかに接続されます。

オフサイト・ソース・アプライアンスとオフサイト・ターゲット・アプライアンス

オフサイト・アプライアンスは、QRadar Console によってモニターされているデプロイメント環境の一部ではない QRadar アプライアンスです。

オフサイト・ソース・アプライアンスは、正規化されたデータを イベント・コレクターに転送します。 転送前にデータを暗号化するように、オフサイト・ソースを構成することができます。

オフサイト・ターゲット・アプライアンスは、デプロイメント内の任意の イベント・コレクターまたは任意のプロセッサーから正規化されたイベント・データまたはフロー・データを受信します。

後のバージョンの QRadar システムは、前のバージョンの QRadar システムからデータを受け取ることができますが、前のバージョンは後のバージョンからデータを受け取ることができません。 問題を避けるために、送信側をアップグレードする前に、すべての受信側をアップグレードしてください。