HCL BigFix SOAP プロトコル構成オプション (旧称 IBM BigFix)

HCL BigFix アプライアンスからログ・イベント拡張フォーマット (LEEF) フォーマットのイベントを受信するには、HCL BigFix SOAP プロトコルを使用するログ・ソースを構成します。

重要: HCL BigFix は、以前は IBM BigFixと呼ばれていました。

このプロトコルには、HCL BigFix バージョン 8.2.x から 9.5.2、および HCL BigFixの Web レポート・アプリケーションが必要です。

BigFixは HTTP または HTTPS 経由で 30 秒間隔でイベントを取得するアウトバウンド/アクティブプロトコルです。 イベントが取得されると BigFixがイベントを解析し、分類します。

以下の表で、HCL BigFix SOAP プロトコル用のプロトコル固有のパラメーターについて説明します。
表 1. IBM BigFix SOAP プロトコル・パラメーター
パラメーター 説明
Protocol Configuration HCL BigFix SOAP
Log Source Identifier

HCL BigFix アプライアンスの IP アドレスまたはホスト名を入力します。

IP アドレスまたはホスト名により、HCL BigFix が QRadarで固有のイベント・ソースとして識別されます。

Use HTTPS HTTPS で接続するために証明書が必要な場合は、必要な証明書をディレクトリー /opt/qradar/conf/trusted_certificates にコピーしてください。 ファイル拡張子が .crt.cert、または .der である証明書がサポートされています。 ログ・ソースを保存してデプロイする前に、証明書を信頼証明書ディレクトリーにコピーしてください。
SOAP Port デフォルトでは、ポート 80 は HCL BigFixと通信するためのポート番号です。 ほとんどの構成で、HTTPS 通信にはポート 443 が使用されます。
Username BigFixへのアクセスに使用するユーザー名。
Password BigFixへのアクセスに使用するパスワード。
Polling Interval (In Minutes) 新規データを確認するために、ログ・ファイルに対する照会の間隔 ( 分 ) 。 デフォルトは、15 分間です。 ポーリング間隔の最小値は 1 分で、最大値は 60 分です。