CODE コマンドおよび COND ステートメント

ログ・タイプとコードに基づいてログ・レコードを組み込んだり除外したりすることによって、ログ・レコードをフィルタリングします。ログ・レコード内のフィールド値に基づいてフィルターをより詳細に設定するには、CODE コマンドの後に 1 つ以上の COND ステートメントを指定します。

CODE コマンドは、現行のアクションのみに適用されます。現行のアクションは、SYSIN データ・セット内の前のアクション・コマンド (REPORTEXTRACTCSV変更の始まりJSON変更の終わり変更の始まりMWP変更の終わり、または REXX) によって決まります。

各アクション・コマンドの後には、1 つ以上の CODE コマンドを指定できます。

CODE コマンドの後には、1 つ以上の COND ステートメントを指定することができます。CODE コマンドとその COND ステートメントの間に指定できるコマンドはありません。

アクション・コマンドの FILTER パラメーターと CODE コマンドは相互に排他的であり、CODE コマンドと FILTER パラメーターを同じアクション・コマンドに指定することはできません。

フォーマット

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                                            .-LEVEL(1)-----.   
>>-CODE(-+----------------+-+-log_code-+-)--+--------------+---->
         '-log_type-+-:-+-' '-ALL------'    '-LEVEL(level)-'   
                    '-,-'                                      

>--+------------+--+---------+---------------------------------><
   '-FORM(form)-'  '-EXCLUDE-'   

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   .-------------------------.   
   V                 (1) (2) |   
>>---COND--condition---------+---------------------------------><

注:
  1. 条件のフォーマットについては、フィルター条件を参照してください。
  2. CODE(ALL) または CODE(log_type,ALL) コマンドの条件は、特定のログ・コードに固有のフィールド名ではなく、グローバル・フィールド名のみを使用できます。他の CODE コマンドの COND ステートメントは、指定されたログ・コードのフィールド名を使用できます。

パラメーター

CODE コマンドのパラメーター:

ALL
すべてのログ・タイプからすべてのログ・レコードを選択します。CODE コマンドを指定しない場合、これがデフォルトの動作です。
log_type
Transaction Analysis Workbench によってサポートされる次のログ・タイプの 1 つを指定します。
ATF
Tivoli® OMEGAMON® XE for IMS™ Application Trace Facility ジャーナル・レコード
CMF
CICS® モニター機能 (CMF) によって書き込まれた SMF レコード
CON
IMS Connect Extensions によって生成された IMS Connect イベント・データ
CQS
CQS 共用キューのログ・レコード
CTR
CICS トレース・エントリー
DB2®
DB2 ログ・レコード
DTR
DB2 トレース・レコード
IMS
IMS システムおよびユーザー・ログ・レコード
ITR
IMS ログ・レコード・タイプ 67FA および 67FF から抽出された、IMS トレース・テーブル・エントリー
MON
IMS モニター・レコード
MVS™
OPERLOG レコード、または Transaction Analysis Workbench がレコード・フォーマットを提供しないログ・ストリームからのレコード。これらの「その他」のログ・ストリームは、Transaction Analysis Workbench では接頭部 OTHER によって示されます。
MQ
WebSphere® MQ ログ抽出レコード
SMF
より具体的なログ・タイプ CMF に属するレコードを除く、SMF レコード

ログ・タイプの指定は任意ですが、推奨されており、以下の場合に特に有用です。

  • 複数のログ・タイプが、重複するログ・コードを持っている場合に、あいまいさを回避する。

    例えば、DB2 レコードと MQ レコードの中には、別々のレコードでありながら同じログ・コードを持っているものがあります。ログ・タイプを指定せずにログ・コードを指定し (例えば、CODE(0002))、ユーザーの入力に DB2 レコードと MQ レコードの両方が含まれていた場合、その結果にはこのログ・コードをもつ、両方のログ・タイプからのレコードが含まれることになります。

    あいまいさを回避するためには、ログ・タイプとログ・コードを指定してください。例えば、CODE(DB2:0002) です。

  • 特定のログ・タイプからのすべてのログ・コードを選択する。例えば、CODE(DB2:ALL) です。
log_code
次のいずれかのフォーマットで、ログ・レコード・タイプ (およびオプションでサブタイプ) を指定します。
  • 2 桁または 4 桁の 16 進数字。 最初の 2 桁はレコード・タイプを識別します。 2 番目の 2 桁は、指定されている場合、サブタイプを識別します。
  • 10 進数の整数 (1 - 255) の後にハイフン (-) またはピリオド (.) が続き、オプションで、別の 10 進数の整数 (1 - 255) が続くもの。1 つ目の整数は、レコード・タイプを識別します。 2 つ目の整数 (指定されている場合) は、サブタイプを識別します。 ハイフンまたはピリオドは、その数字が 10 進数であることを示します。サブタイプを指定するかどうかに関係なく、ハイフンまたはピリオドは必須です。
  • DTR ログ・タイプのみ: 先行ゼロがある 3 桁の 10 進数。 例えば、DB2 アカウンティング・レコードの場合は CODE(DTR:003)

例えば、以下の CODE コマンドは同等です。

CODE(SMF:78.2)
CODE(SMF:78-2)
CODE(SMF:4E02)

サブタイプをもつログ・レコード・タイプは一部のみです。あるレコード・タイプのすべてのサブタイプを選択するには、サブタイプを省略してください。10 進形式を使用している場合は、必ずレコード・タイプの後にハイフンを指定してください。例えば、以下の CODE コマンドは同等です。

CODE(SMF:78.)
CODE(SMF:78-)
CODE(SMF:4E)
level
複数の CODE コマンドに関連する複合フィルター用。この CODE コマンドを他の CODE コマンドに結合するための方法を決定する 1 - 255 の整数を指定します。

同一レベルの CODE コマンドは、論理 OR によって結合されます。

異なるレベルは、論理 AND によって結合されます。

form
定様式レコード報告書のための REPORT コマンドにのみ関連します。他のすべてのタイプの REPORT コマンド、CSV コマンド、および EXTRACT コマンドでは無視されます。フォームの名前を指定します。フォームは、この CODE コマンドによって指定されたログ・コード用でなければなりません。そうでない場合は、無視されます。このフォームは、定様式レコード報告書に含まれるフィールドを制御します。

このフォームは、FUWCDS DD 名によって指定されたコントロール・リポジトリーに定義しておく必要があります。

EXCLUDE
この CODE コマンドが、一致するログ・レコードをこれ以降の処理対象から除外することを指定します。

CODE コマンドはデフォルトで、一致するログ・レコードをこれ以降の処理対象に含めます

COND ステートメント

COND ステートメントは、フィルター条件を指定します。フィルター条件は、フィールド値を使用してフィルターを詳細化します。

CODE コマンドの複数の COND ステートメントは、論理 AND によって結合されます。ただし例外があり、同じフィールド名 (またはオフセット) と演算子 (この場合、演算子は NE 以外) を指定する連続した COND ステートメントは論理 OR によって結合されます。

例:

論理 AND
次の連続する COND ステートメントは、トランザクション・コードが MENU であり、かつユーザー ID が GXH01 の場合に、ログ・レコードを選択します。
COND TRANCODE EQ 'MENU'
COND USERID EQ 'GXH01'

次の連続する COND ステートメントは、トランザクション・コードが MENU でなく、かつ LOGO でない (MENU でも LOGO でもない) の場合に、ログ・レコードを選択します。

COND TRANCODE NE 'MENU'
COND TRANCODE NE 'LOGO'

(同じフィールド名と演算子、演算子は NE)。

論理 OR
次の連続する COND ステートメントは、トランザクション・コードが MENU または LOGO の場合に、ログ・レコードを選択します。
COND TRANCODE EQ 'MENU'
COND TRANCODE EQ 'LOGO'
(同じフィールド名および演算子、演算子は NE 以外)。

REPORT
  CODE(CMF:6E13)
    COND TRANCODE EQ 'CCV*'
EXTRACT
  CODE(CMF:6E13)
    COND TRANCODE EQ 'CCV*'